VPP(Virtual Power Plant)
VPP(Virtual Power Plant)
VPP(Virtual Power Plant)とは
VPP(Virtual Power Plant)は、最適な電力需給バランスを実現するために、分散型の発電設備、電力貯蔵設備、需要家のエネルギーマネジメントシステムなどを高度なエネルギーマネジメント技術で遠隔・統合制御し、あたかも一つの発電所のように機能する仕組みです。
用語説明
- アグリゲーションシステム:
- EMS(Energy Management System):
エネルギーの見える化、ピーク需要予測、需給予測、上位システムからの需要調整要請対応など、需要家の効率的なエネルギー管理を支援します。
- 電力貯蔵システム:
- スマートメーター:
VPPを実現するための共通基盤システムです。デマンドレスポンス(DR:Demand Response)を活用した需要家エネルギーマネジメントシステムへの需要調整要請、電力貯蔵システムへの充放電指令、分散型の発電設備の統合制御などの機能を提供します。
上位システムの指令に基づき、充放電を行います。
メーター内に通信機能を持たせた電力量計です。 電気使用状況の見える化や検針業務の自動化を可能にします。
富士電機のとりくみ
富士電機は、これまで国内電力会社との「配電系統自動化システム」共同開発や国内外におけるスマートコミュニティ実証事業に取り組み、電力グリッドの運用高度化に関わるノウハウを蓄積してきました。
現在、富士電機ではこれまで蓄積した技術を統合してVPP(Virtual Power Plant)を実現する製品・技術の開発やラインナップ拡充を進めています。