アラームOH4が発生しました。どうしたらいいですか?
ご質問
アラームが発生しました。どうしたらいいですか?
回答
は,モータ温度が異常に上昇したことを意味します。
考えられる原因および,対策については以下をご確認ください。
原因 |
チェックと対策 |
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周囲温度を測定する。
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モータの冷却系が正常に作動しているかを確認する。
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出力電流を測定する。
- →負荷を低減する(過負荷予報(E34)を利用し,過負荷になる前に負荷を低減する)。
- →周囲温度を下げる。
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- (4) PTCサーミスタの動作レベル(E32)が適正でない。
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PTCサーミスタの仕様を確認し,検出電圧の再計算を行う。
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- (5) カジ 旅 登録動作レベル (E30)が適正でない。
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モータ過熱保護(E30)を確認する。
- →ベクトル専用モータ使用時,E30=150℃(工場出荷値)に設定する。
- →アナログ入力(Ai1~Ai4)にてモータ温度を入力している場合,モータ仕様に合致した保護レベルをE30に設定する。
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サーミスタ(動作選択)(P30,A31,A131)を確認する。
- →P30,A31,A131を使用するサーミスタに適した設定に変更する。
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NTCサーミスタ型式(特性)を確認する。
- →ベクトル専用モータに内蔵しているNTCサーミスタを使用する。
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【V/f】- (8) トルクブースト(P35,A55,A155)が高すぎる。
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P35,A55,A155のデータをチェックし,データを下げてもストールしないか再調整する。
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モータ定格速度(F04,A05,A105),モータ定格電圧(F05,A04,A104)がモータ定格銘板値に合っているかを確認する。
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PTCサーミスタを使用していないのに,サーミスタ(動作選択)(P30,A31,A131)が動作状態になっている。
- →サーミスタ(動作選択)(P30,A31,A131)を0(不動作)に変更する。
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- (11) モータ冷却ファンの入力電圧が仕様値の範囲外である。
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モータ冷却ファンの入力電圧を確認する。
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- (12) モータ冷却ファンの通路がふさがれている。
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冷却ファンの風胴部の目詰まりを確認する。
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FRENIC-VG専用モータの場合:機能コードP02と組合せモータの対応が正しいか確認する。FRENIC-VG専用モータ以外の場合:
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