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研究開発方針

技術開発本部長メッセージ

富士電機は、パワー半導体、パワーエレクトロニクス、計測・制御、冷熱などの当社が強みとするコア技術を活用して、創エネルギーからエネルギー安定供給や省エネルギー、オートメーション、モビリティの電動化など、多くの先端的なシステムを手掛け、さまざまな分野のお客様の課題解決に貢献してきました。

今後も競争優位性の源泉となる先端技術と共通基盤技術を継続的に進化させ、創業以来培ってきたコア技術を強化するとともに、現場起点のリアルの技術に先端のデジタル技術を融合し、パートナー連携やオープンイノベーションを通して新たな顧客価値の創出と社会課題の解決に取り組んでまいります。

研究開発方針

  • カーボンニュートラルなどの新たな社会課題の解決やデジタルトランスフォーメーションによる顧客価値の創出に向けた技術開発の加速

  • 市場環境の大きな変化(パラダイムシフト)に対応するための、研究テーマの探索や商品企画立案の強化

  • 技術の新たな組み合わせによる競争優位性の創出

  • 事業のグローバル化や新技術・新製品に対応する知的財産のポートフォリオ形成と国際標準化活動の推進

研究開発費

2023年度中期経営計画の成長戦略の一環として、研究開発費の約8割をパワエレ、半導体事業に投じてきました。
2022年度実績は362億円となり、そのうちの78%をパワエレと半導体分野に充てました。パワエレでは、受変電設備やートメーション監視制御システムなどのグローバル商材の開発や、電動車や船舶などのモビリティ分野向け商材の開発に注力しました。半導体では、電動車向けのRC-IGBTモジュールの系列拡大や、シリコンカーバイド(SiC)技術の進化を実現しました。
2023年度も、パワエレと半導体事業へ重点的な開発投資を継続するとともに、食品流通と発電プラント事業も前年度より増額する計画です

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