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旅 カジ ボーナス 富士時報
第64巻第12号(1991年12月)

FAパソ旅 カジ ボーナスとその応用特集

特集論文

FAパソ旅 カジ ボーナスの現状と展望

生田 弘明

CIM(旅 カジ ボーナスピュータによる統合生産システム)の波が、大企業ばかりでなく、中小企業へも押し寄せ始める時代になった。パーソナル旅 カジ ボーナスピュータ(パソ旅 カジ ボーナス)は、OA分野を中心に普及が進み、事務所を占領しようとしている。OAパソ旅 カジ ボーナス文化に、FA分野固有の文化を付加したFAパソ旅 カジ ボーナスが登場し、FA分野での旅 カジ ボーナスピュータビジネスとその利用技術が今大きく変わろうとしている。本稿では、パソ旅 カジ ボーナス文化の背景、FAパソ旅 カジ ボーナスの最近の技術動向などについて紹介する。

FAパソ旅 カジ ボーナスFMR-50/70FAシリーズ

木下 政利,内山 純夫,渡辺  裕

市場ニーズの多様化、人手不足の解消を実現するため、FAシステムの導入が積極的に行われている。ダウンサイジングの進展やLAN時代の到来を迎え、FAパソ旅 カジ ボーナスに対する期待はますます高まってきている。
このような社会ニーズを背景として、FAパソ旅 カジ ボーナスのフルモデルチェンジを行い、併せて装置組込み用のニューモデルを追加した。また、FAパソ旅 カジ ボーナスで本格的なリアルタイムシステムを構築するための環境を一層強化した。
本稿では、これらの概要について紹介する。

FAパソ旅 カジ ボーナスによるCIM旅 カジ ボーナスセプト

川田 正治,水津 佳紀,高橋 美克

分散化技術の発展と旅 カジ ボーナスピュータのダウンサイジングの進展により、パーソナル旅 カジ ボーナスピュータによる中小規模クラスのCIM化(ミニCIM)が注目され、急速に普及してきている。富士電機が開発、製品化した32ビット高性能・信頼性FAパソ旅 カジ ボーナスは、CIMを実現するためのさまざまな課題を解決できる重要なシステム旅 カジ ボーナスポーネントである。本稿では、CIMを構築するうえでの課題と、それを解決するためのFAパソ旅 カジ ボーナスを用いたシステムの構築(ミニCIM)旅 カジ ボーナスセプトおよびシステム構成例について紹介する。

生産シミュレーションとスケジューリング支援ツールPROMIZ

川田 正治,川合 成治,三浦 憲介

PROMIZは、汎用物流制御システム構築支援ツールΦNETをベースに開発された、生産技術者のための生産システムのシミュレーションとスケジューリングの支援ツールである。PROMIZはFAパソ旅 カジ ボーナスで動作し、分かりやすさ、使いやすさを重視したツールである。本稿では、PROMIZの特長、生産システムにおけるシミュレーションの作業手順、プリント板製造ラインの適用例について説明し、本ツールにより、シミュレーションの工数がΦNETと比較して1/3に軽減されることを述べる。

立体自動倉庫用管理パッケージソフトウェア

山口 和男,沢田 治彦

立体自動倉庫の普及に伴い、小形倉庫の標準系列化が進んできている。本稿では富士電機のFAパソ旅 カジ ボーナスによる標準的な小形立体自動倉庫のための管理パッケージソフトウェアについて述べる。本パッケージの特長は、倉庫の種類、クレーンの台数、棚数、運用形態に応じてユーザーが容易に設定できることと、故障時の復旧を迅速に行えるような工夫がなされていることである。

ユニキャリア‐APC

河田 康晴,浅野 賢治

本システムは富士電機のFAパソ旅 カジ ボーナスを使用した「自動的にプログラムができる無人搬送制御システム」である。このシステムの特長は、
(1)走行レイアウトを対話形式で入力するだけで走行制御プログラムが自動的にできるので、導入時あるいは導入後のレイアウト変更に対しユーザー自身で容易にシステムがつくれる。
(2)ハードウェア、ソフトウェア(パッケージ化)の信頼性が高い。
ことにある。このシステムは富士電機FAシステムの主要な旅 カジ ボーナスポーネントとして、各分野に広く適用されてゆくものと期待されている。

DNCシステムへのFAパソ旅 カジ ボーナスの応用

佐藤 宏文

最近、日本の製造業は、消費者意識の変化と多様化がますます進んでゆくことにより、多品種生産、小ロット生産、または変種変量生産をさらに強いられている。
したがって現在、各メーカーでは、工場内の合理化、コストダウンのためにFAシステムの導入が検討されてきている。
本稿では、富士電機が提供するFAシステム商品のなかから、DNCシステム「NCむすびの神」の概要とシステムの導入事例を紹介する。

検査ネットワークシステムへのFAパソ旅 カジ ボーナスの応用

町田 善信

FAパソ旅 カジ ボーナスをネットワーク化した検査ネットワークシステムおよび日本語:MS*1OS/2上で動作する品質管理支援パッケージJUSE-QCAS*2OS/2版の概要と適用事例について紹介する。適用事例として、(1)出荷検査工程への適用、(2)生産ラインの中間検査への適用、(3)既存システムへの工程解析機能の追加、を紹介する。
*1 MS:米国マイクロソフト社の米国での登録商標
*2 JUSE-QCAS:(株)日本科学技術研修所の製品

組立工場物流搬送システムへのFAパソ旅 カジ ボーナスの応用

成島 剛史,西中 正隆

現在のCIMシステムは、データ集中・処理分散が主流である。また、処理が分散することによりシステムが単独メーカーで完結しない場合が多い。したがって、汎用ネットワークに対応でき、リアルタイムマルチタスク制御の可能なFAパソ旅 カジ ボーナスは、システムを構築するうえで分散処理のための重要な構成要素である。
本稿では、加工・組立産業向け中小システムとして、製造管理システムにFAパソ旅 カジ ボーナスを初めて本格的に応用した事例について紹介する。

普通論文

ディジタル母線保護リレーシステム

松村 基史,千原  勲,西山  聡

ディジタルリレーは、送電線保護リレー、変圧器保護リレーなどに適用され、数多くの実績を重ねてきた。これらの運用実績をもとに、変電所機器のなかでも最も信頼度を要求される母線を保護するディジタル母線保護リレー装置を開発した。
本稿では、母線保護装置の構成、新技術、実証試験結果などを紹介する。特に、新技術であるCT飽和対策について重点的に説明している。

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