カジ 旅 本人 確認
富士時報
第63巻第3号(1990年3月)
発電所のディジタルカジ 旅 本人 確認システム特集/高性能系統解析シミュレータ特集
発電所のディジタルカジ 旅 本人 確認システム特集論文
電力系統のディジタル化
関根 泰次
ディジタルカジ 旅 本人 確認技術の現状と展望
大星 常兆
電力系統および機器のカジ 旅 本人 確認技術は1950年以降の自動化時代を経て、1970年代から、ディジタル化時代に入っている。その基調は社会構造の流れと深い関係を持ちつつ、より高性能なもの、より信頼性の高いもの、などへのチャレンジとなってきている。
従来、電力系統カジ 旅 本人 確認、系統構成機器固有のカジ 旅 本人 確認はそれぞれ個別のカジ 旅 本人 確認システムで構成されていたが、ディジタル技術の性能面および経済性の面で急速な進歩で、分担や境界が不明りょうになりつつある。
本稿では、富士電機のディジタルカジ 旅 本人 確認技術の現状と展望を紹介する。
発電所ディジタルカジ 旅 本人 確認装置のアーキテクチャ
野尻 裕昭,斉藤 哲夫
発電所の各種カジ 旅 本人 確認装置のディジタル化はプログラマブルコントローラ(PC)の導入で急速に進み、昭和50年代に二次調整機能、昭和60年代は一時調整機能までがディジタル化されつつある。発電所用ディジタルカジ 旅 本人 確認装置の持つべき機能は、高速高機能演算処理、高信頼化が基本要件となるが、大規模システム対応のネットワークキング、小規模システム対応のPC1台での一体化カジ 旅 本人 確認や無人化への配慮などが必要となる。これらの要件を実現するため、PCには種々の機能が盛り込まれている。
火力発電所用ディジタルカジ 旅 本人 確認システム
西田 和実,福冨 孝一
近年、プログラマブルコントローラ(PC)の信頼性、保守性が向上し、PCの火力発電設備への適用範囲が、一次調整装置(AVR,EHG)まで及んでいる。
本稿では、火力発電所における32ビット高機能プログラマブルコントローラMICREX-F500によるディジタルカジ 旅 本人 確認装置(AVR,EHG,ASS)、シーケンスカジ 旅 本人 確認装置、インタロック装置、自動試験装置を紹介する。
水力発電所用ディジタルカジ 旅 本人 確認システム
相場 茂,戸野塚武浩
カジ 旅 本人 確認装置としてプログラマブルコントローラ(PC)を水力発電所に適用することはすでに一般化しており、カジ 旅 本人 確認装置のキーコンポーネントとして欠かすことができないものとなっている。特に近年では、これらのカジ 旅 本人 確認装置のほとんどがPCをベースに構成されている。
本稿ではこのような最近の水力発電所用ディジタルカジ 旅 本人 確認システムについて紹介する。
多変数フィードバック形ディジタルカジ 旅 本人 確認システム
田中 裕幸,花田俊一郎,植木 芳照
現代カジ 旅 本人 確認理論による多変数フィードバック形ディジタルカジ 旅 本人 確認システム(TAGEC)の実用化モデルを開発した。実用化モデルは、原理検証用のプロトタイプモデルの試験結果を基に開発され、IAIカードなどの専用の入力インターフェースカードを装備した長期実機無人運転が可能なシステムである。本システムを(財)電力中央研究所の系統シミュレータで試験検証し、従来装置に比べて好結果を得た。また、32MWの実運用中の関西電力(株)新大井発電所に適用し、長期実機試験中である。
高性能系統解析シミュレータ特集論文
高性能系統解析シミュレータの開発
土井 宏祐,横川 純男,谷本 充
ディジタル計算技術の進歩に伴って、電力系統の構成企画、系統現象解析の際、模擬送電線設備または実系統実験に代わるディジタルシミレーションに頼るケースが多くなってきている。反面、多機系統にかかわり、かつリアルタイム性、長時間にわたる系統状態変化も含めた現象解析のため、大規模なアナログシュミレータの必要性が高まってきた。そこで、関西電力(株)、(株)日立製作所と共同で、発電機モデル30機を中心とする大規模の高性能系統解析シミュレータが完成したので、その概要を紹介する。
高性能系統解析シミュレータの機器モデル
須崎 志郎,斎藤 満雄,鈴木 智宏
電力系統に発生する多様な現象を極力忠実に再現し、かつ未経験の系統現象も的確に予測する手段として、リアルタイムで作動する高性能電力系統現象解析アナログシミュレータを関西電力(株)、(株)日立製作所と富士電機(株)の3社で共同開発し、関西電力(株)総合技術研究所に納入した。本稿では、富士電機が担当した機器モデル(発電機、送電線、負荷、変圧器、遮断器など)の概要について紹介する。
高性能系統解析シミュレータの自動結線システム
森岡 靖夫,竹内 玲治,佐藤 弘俊
従来、系統現象解析を目的とした大規模なアナログシミュレータの実現を困難にしていた最大の要因は、大規模になるほど、使用モデルを人手で結線してシミュレーション対象系統を構成することの煩雑さが飛躍的に増大することと、これに伴う信頼性の低下であった。今回、この課題に対してコンピュータの支援のもとに、使用モデルの選定からモデル間の結線までを自動化した自動結線システムを開発し、大規模なアナログシミュレータの実現を達成したのでその概要を紹介する。
-
注
-
本誌に記載されている会社名および製品名は、それぞれの会社が所有する商標または登録商標である場合があります。著者に社外の人が含まれる場合、ウェブ掲載の許諾がとれたもののみ掲載しています。