会社概要
沿革
1923-1944
1923年9月、日本の古河電気工業とドイツ・シーメンス社の資本・技術提携により、当社の前身「カジ 旅 本人 確認製造株式会社」が設立されました。国内産業の近代化が進む中、モータや変圧器、発電機、遮断器、計器といった製品の供給を通じて、鉱業・鉄鋼・化学分野などの機械化や電力の安定供給を後押しし、日本の産業発展に大きな役割を果たしました。
1945-1973
戦後の復興のため、汎用電動機や電力量計などの機器を生産しました。また、高度経済成長に伴う電力需要の増加に対応するため、水力発電の大型化、火力発電、日本初の原子力発電向け設備にも挑戦しました。併せて、変電・配電分野の大容量化に対応した変圧器や遮断器も市場に送り出しました。鉄鋼分野や上下水道設備には計測制御装置を納入し、自動化の要望に応えました。初代東海道新幹線には、小型・軽量で高性能な駆動装置が搭載され、活発化する人やモノの移動を支えました。“三種の神器”に代表される家電も製品化し、その後家電の冷熱技術を活用した飲料自動販売機の製造も本格化していきました。
1974-1991
第一次石油危機(オイルショック)を契機に新エネルギー、省エネルギーや生産性向上への関心が高まりました。当社は、太陽電池や燃料電池の開発を進め、海外向け本格的地熱発電を初受注しました。1975年には、世界に先駆けてパワートランジスタの製造を開始。当社のコア技術であるパワーエレクトロニクスを進化させ、独自開発した半導体を搭載したインバータやパワエレ技術を応用した製品を多数納入し、省エネルギーに貢献しました。また、世界初のEIC統合型制御システム(注)などの自動化システムの提供を通じて、産業の発展に大きく貢献しました。
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注
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電気(E)、計装(I)、コンピュータ(C)の三つの制御システムを統合化したもの
1992-2012
バブル経済の崩壊により景気が鈍化した一方で、温室効果ガスの排出量削減が地球規模の課題としてクローズアップされるようになりました。当社は、1992年に「環境保護基本方針」を策定し、環境にやさしい新製品・新技術の開発を推進しました。2002年には、SF6ガスを使用しない環境配慮型C-GISを製品化。同年、りん酸形燃料電池が新エネ大賞を受賞しました。また、2012年に開始されるFIT(注)制度を見据えたメガソーラー用パワーコンディショナを開発するなど、製品による環境負荷の低減を図りました。
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注
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再生可能エネルギーの固定価格買取制度
2013-
社会・環境課題に対する意識が高まる中、国際的に地球温暖化防止の動きが加速します。当社は、電力を効率的に制御する自社製のパワー半導体を搭載したデータセンター向け大容量無停電電源装置や新幹線用主変換装置を発売しました。さらに、電気自動車や再生可能エネルギーなど、幅広い分野にもパワー半導体を提供しています。また、IoT/AIを活用した製品技術により工場のスマート化を実現し、生産ラインの安定稼働とエネルギー消費量の低減に貢献しています。地域では、VPP(Virtual Power Plant)技術が、電力供給の安定化、電力インフラの強靭化に大きな役割を担っています。
カジ 旅 本人 確認の100年
MOVIE
1923年より、
時代とともに変化し続けてきた、
カジ 旅 本人 確認100年のご紹介動画です。